この記事では「宅配冷凍弁当で代謝を上げるコツ」について解説します。この記事は5分で読めます。
人間には代謝という機能があります。
食事改善でこの代謝を上げることによって、体脂肪を燃料としたエネルギー消費の状態に持っていくための方法を解説します。
食べた宅配冷凍弁当およそ120食、食べて体脂肪を燃やすことに執念を燃やして、20冊ほど専門書を読み漁ったぽかりが分かりやすく解説します。
- 体脂肪を食事で燃やすとは、どういうことかを知りたい
- 体脂肪を食事で燃やすために、どんな食事を取るべきか知りたい
上記の内容を知りたい人にとっては、おすすめな記事となっています。
- 体脂肪を食事で燃やすには「脂質代謝」にする必要がある
- 乱れた食生活などよって「糖質代謝」になってしまう
- 「脂質代謝」にするには、本来の生理機能を食事改善で取り戻す
- 代謝のよい食事を取るのに、宅配冷凍弁当を使うのがおすすめ
体脂肪を食事で燃やすってどういうこと?

体脂肪を食事で燃やすことを考える時、まず代謝について理解する必要があります。
基礎代謝について、以前摂取カロリーを求める記事で触れましたが、食べて痩せるには、この代謝を上げていく必要があります。
代謝ってなに?
代謝とは、体内に入ってきた栄養分をどう使うのか(エネルギー代謝)、どんな物質に変換されるのか(物質代謝)のことです。
食べて体脂肪を燃やすには、前者のエネルギー代謝を上げていく必要があります。
エネルギー代謝として、私たちが日々の生活で行う代謝の内訳としては下記になります。

エネルギー代謝の主力となるのは、炭水化物と脂肪
炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質の3大栄養素の中で、おもに身体を動かすエネルギーとして使われてカロリー消費されるのは、糖質と脂質です。
私たちは必要に応じて、糖質と脂質どちらかを主力として、身体を動かしています。
食べて痩せるには「脂質代謝」にする
エネルギー代謝には、脂質をエネルギー源の主力とする「脂質代謝」と、糖質をエネルギー源の主力とする「糖質代謝」の2種類があります。
体「脂肪」という字体からも分かるように、体脂肪を食事で燃やすには「脂質代謝」にする必要があります。
体脂肪を食事で燃やすには「脂質代謝」にする必要があるのですが、あることが起こると、「脂質代謝」がストップして「糖質代謝」に切り替わってしまいます。
「脂質代謝」になかなか切り替わらない

糖質を多く摂り過ぎて体内に糖があふれてしまうと、血中の糖の代謝が優先され、「脂質代謝」がストップして、「糖質代謝」に切り替わってしまいます。
「糖質代謝」に切り替わってしまうと、、
まず血中に糖が多くあり過ぎると、血管やほかの細胞を傷つけてしまうので、血糖値を正常な状態に戻すためにインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンがたくさん分泌されているときは、糖の代謝が優先されて、体脂肪の分解がストップしてしまいます。
糖は血液中に多くあると危険なので、余った糖は中性脂肪として蓄えられます。この時排出されるはずの脂質も、糖代謝のときに糖と一緒に脂肪として蓄えられてしまいます。
「糖質代謝」が続くとどうなる?
基本的に余った分は体外へ排出される脂質に対して、余った糖は、脂肪細胞に脂肪として制限なく蓄積されてしまいます。
さらに厄介なことに、生命維持に関わる脂肪は、年齢を重ねても取り込む力が衰えずにむしろ蓄積されやすくなる恐ろしい事態となります。
「糖質代謝」になってしまう原因とは

食べて痩せる上での壁となっている「糖質代謝」ですが、原因は、私たちの長年に渡る食生活や生活習慣の乱れからきています。
栄養不足のエネルギー過多な食生活
最近では、まともな食事を取らない人が増えています。私もつい最近まで、いかに安価に、楽にお腹を満たせるかばかり考えていました。
まさに、代謝をサポートするたんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラルといった栄養素は不足しているのに、エネルギー源にしかならない糖質を摂り過ぎている状態です。
摂り過ぎた糖は、脂肪細胞に脂肪として制限なく蓄えられて贅肉化します。また、痩せホルモンであるレプチンの働きを鈍らせる、酸化ストレスの原因にもなります。
ストレス過多&睡眠不足
仕事などのストレスや寝不足・睡眠の質が悪いのも、悪影響を与えます。身体や精神が上手く切り替えられずに、自律神経が乱れて代謝機能が上手く働かなくなるからです。
「糖質代謝」から「脂質代謝」にする3つのポイント

人間には本来、体脂肪が増え過ぎたら、食欲を抑えて太り過ぎないようにする自動調整機能があります。
しかし、長年に渡る食生活や生活習慣の乱れから、その生理機能が鈍ってしまいます。
「糖質代謝」から「脂質代謝」に切り替えるには、乱れた食生活で鈍った本来の生理機能を、食事改善で取り戻すことが必要です。
そのための便利なアイテムが、宅配冷凍弁当になります。
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まずはたんぱく質を摂ること
◆たんぱく質を摂るときにおすすめな食べ物

まずはとにかく、たんぱく質を摂ることを第一に考えましょう。
たんぱく質の中でも、肉や魚、卵などの動物性たんぱく質を摂って、不足分については、植物性たんぱく質やマゴハヤサシイの食品で補うようにします。
宅配冷凍弁当+αでカンタンにカスタム
1から準備をして、カロリーやPFCバランスを考慮したメニューを考えて作るのは手間と時間が掛かります。宅配冷凍弁当を使って、効率よく食事をカスタムしましょう。
宅配冷凍弁当のメニューにもよりますが、基本はまずたんぱく質の確保です。不足しているようでしたら、動物性たんぱく質である、ゆで卵やチーズなどを追加しましょう。
たんぱく質の1回で摂取できる量
積極的に取るべきたんぱく質ですが、実は1回の食事で摂取できる量が、体重によってある程度決まっています。
◆1回の食事でのたんぱく質の摂取できる量
除脂肪体重×0.7倍
例)体重60㎏、除脂肪体重40㎏の場合:40×0.7=28g
余分に入ったたんぱく質は、体外に排出されます。消化する際に内臓に負担がかかるので、1回の食事で摂取できる量を理解した上で、複数回に分けて摂るようにしましょう。
「脂質代謝」を促すPFCバランスの目安
次に考えるのは、PFCバランスです。厚生労働省で生活習慣病を予防・改善の指標となるPFCバランスが下記となります。
◆厚生労働省で生活習慣病を予防・改善の指標であるPFCバランス
- たんぱく質:13~20%
- 脂質:20~30%(飽和脂肪酸は7g以下とする)
- 糖質:50~60%
しかしこのPFCバランスは生活習慣病予防のための指標なので、「脂質代謝」を促すためには少し調整する必要があります。
「脂質代謝」を促すための、PFCバランスの一例は下記となります。
◆「脂質代謝」を促すためのPFCバランスの目安
- たんぱく質:40%
- 脂質:30%
- 糖質:30%
この時に注意をしたいのは、全体の食事量を減らさないことです。特に糖質の割合が減っているので、糖質の代わりにおかずを増やして、たんぱく質や脂質を摂りましょう。
宅配冷凍弁当+αで糖質を抑えた食事に
ここでも1から準備をして、カロリーやPFCバランスを考慮したメニューを考えて作るのは手間と時間が掛かります。宅配冷凍弁当を使って、手軽にカスタムをしましょう。
主食であるごはんは80g(握りこぶし1つ分)くらいにして、糖質を控えた分でおかずの品数を増やしましょう。納豆やお惣菜などがおすすめです。
糖質をまったく摂らない、はよくない

「脂質代謝」を促すために糖質は控えますが、まったく摂らないとかえって栄養バランスが悪くなります。
また低血糖の状態ですと、頭痛やめまい、眠気、ダルさ、イライラや思考力の低下が起きやすくなるので注意が必要です。
低血糖でめまいがする際は、吸収のよいブドウ糖のラムネがおすすめです。0か100かではなく、何事もバランス感覚が大事です。
代謝を上げる食べ物&代謝を下げる食べ物
◆代謝を上げる食べ物&代謝を下げる食べ物の一例
代謝を上げる食べ物 | 代謝を下げる食べ物 |
||
赤身の肉類 | 海藻類 | 揚げ物 | お菓子 |
鶏卵 | キノコ類 | ファストフード | 加工肉 |
魚介類 | 種子類 | インスタント食品 | 清涼飲料水 |
野菜 | 果実 | 醸造酒 | 植物油 |
代謝を上げる食べ物は、筋肉の原料となるたんぱく質、脂肪燃焼を促す脂質、代謝をする際に使われるビタミンやミネラルが豊富に含まれているものです。
赤身のお肉や卵、魚介類、マゴハヤサシイなどは、積極的に摂っていきましょう。
反対に代謝を下げる食べ物は、栄養価が少ない食べ物、代謝異常の原因となる糖質過多になりやすいもの、植物性油脂や粗悪な油を使ったものなどです。
代謝を上げる食べ物を選ぶコツとは?
まずは、素材に近い状態のものを選ぶことです。これは、ハムやベーコンなど、加工食品が素材の原形をとどめていない特徴からのポイントです。
次に、購入前に栄養成分表示を確認することです。内容量や各栄養素、カロリー、添加物などを確認することで、ある程度代謝が下がる食べ物を避けることができます。
また、高糖質×高脂質の最強コンボは肥満街道まっしぐらなので無条件に避けましょう。
宅配冷凍弁当+αで手軽にカスタム
宅配冷凍弁当である程度栄養バランスが摂れているので、あとはそこに、代謝の上がる食べ物をプラスしていくのがカンタンです。
宅配冷凍弁当の内容によりますが、たんぱく質が足りなければ、ゆで卵を足しましょう。
総カロリーが足りないようであれば、糖質は最低限ごはん80g(握りこぶし1つ分)は摂取しつつ、糖質を控えた分、納豆や和惣菜を追加するようにするといいでしょう。
まとめ:体脂肪を食事で燃やすには、体脂肪を消費する「脂質代謝」にする必要がある
- 体脂肪を食事で燃やすには「脂質代謝」にする必要がある
- 乱れた食生活などよって「糖質代謝」になってしまう
- 「脂質代謝」にするには、本来の生理機能を食事改善で取り戻す
- 代謝のよい食事を取るのに、宅配冷凍弁当を使うのがおすすめ
体脂肪を食事で燃やすには、体内に入った栄養素をエネルギー変換する「代謝」が鍵です。その中でも体脂肪を主力に消費する「脂質代謝」にすることが重要です。
下記は、空腹時の食事の取り方や、よく噛むと痩せることについてを知りたい人向けの記事なので、合わせてご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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